2013年9月17日火曜日

Vol.4 国立歴史民俗博物館

今回は、「歴博」(れきはく)の愛称で親しまれている国立歴史民俗博物館を紹介します。



最寄り駅は京成佐倉。入口の大きな門を抜けると森が続いています。
一気に空気がフレッシュになった気がします。マイナスイオンがたくさん!!



森の中を車で1分、徒歩だと5分程坂道を上っていくと、見えてきました歴博の建物です!


 
さて、歴博は日本の歴史と文化について総合的に研究・展示する歴史民俗博物館。
国立では唯一「生活史」について研究・展示している博物館です。
原始・古代から現代に至るまでの歴史と日本人の民俗世界をテーマに、実物資料に加えて
精密な複製品や学問的に裏付けられた復元模型などを展示しています。
今年で開館30周年ということで、博物館の入口に続くポールには「30周年」のペナントが
たくさんひらめいていました。

いざ館内に足を踏み入れると、非常に広々とした、ゆったりとした空間が広がります。


 
まるで空港のような雰囲気です。
入口の先は、壮大なる歴史の世界が待っています♪
中身に関しては、ぜひ皆さん実際に足を運んでくださいね。素晴らしいですよ。




今回は、今年3月にリニューアルした第4展示室についてちょっとだけご紹介します。

 

第4展示室に入るとすぐ某有名デパートで販売している「おせち料理」の複製が飾られて
います。和洋中と有名な老舗店が作っている豪華なおせち料理。
見ているだけでわくわくします。
おせち料理は、正月に1年の幸福を願い、これを神仏に供え家族もともにいただくもの。
近代以降、デパートは季節や人生にかかわる商品を開発し、人々の生活の中に浸透さ
せていき、近年には料亭やホテルなどのおせち料理を積極的に販売するようになりまし
た。
最近では、高級感のある特別な料理を食べるという感覚も生じていますね。
こうした身近な視点から人間の暮らし「民俗」を考えるのも面白いです。

さてさて、歴博にはレストランが常設されています。
古代米が食べられるということで早速行ってみました。



限定15食の「ねぎ豚丼」を実食!
角煮の柔らかさとチンゲン菜のシャキシャキとした異なる食感が絶妙でした。
古代米は抗酸化作用が認められているアントシアニンが豊富に含まれており、とても
栄養価の高いお米です。
その他にも古代米カレーや古代米おにぎりなどメニューもたくさん!
歴博に来たらぜひ古代米を食してくださいね。

お土産コーナー




さて、歴博の魅力は自然を満喫できるところにもあります。
佐倉城址の一角、約13万平方メートルもの広大な敷地は、城址公園の中にあります。
城址公園は、今までご紹介した小出監督やフリーダイバー岡本美鈴さんもお気に入
りの場所。
緑豊かなこの公園は、わんちゃん連れの方もたくさん!これからの季節、気候も良く
て外出には最適ですね。
ぜひ歴博で歴史に思いを馳せながら、の~んびり、ゆっくりと過ごしに来てみてください。






[Info.]
 名称:国立歴史民俗博物館
 所在地:〒285-8502千葉県佐倉市城内町117番地   
 代表電話:043-486-0123
 ホームページ:http://www.rekihaku.ac.jp